2014.4.5

待ちに待った 同窓会

開始時間より ちょっと早めに

着いたのに

kira君は もう座っていた

受け付けの後 テーブル席のクジを

ひいた

kira君とは 一つ飛びの席

あ〜kira君と話せないで終わっちゃうかな~_~;

乾杯の直後

kira君は ビールを持って わたしの

隣に来た

「久しぶり〜！前に偶然 会ったね！」

「kira君 若いよね全然 変わってない！」

ドキドキしながらも会話が弾んだ

kira君は バツ2のシングルファーザー

だった

「あの時 偶然会ってから keiのこと

ずっと探してたんだよ

keiに会えるかと思って 地元の飲み会にも参加してたんだ」

「娘のことで困ったことがあるとkeiに聞きたいと思ってた」

「ねぇ あの時 なんで わたし振られちゃったのかな？」

するとkira君も このことをわたしに

伝えたかったみたいで

「keiのお父さんに 会社に入らないかと声を掛けられて オレは学歴もないし

社長令嬢のkeiとは つりあわない

keiを幸せにする自信が なかったんだ

嫌いになって別れた訳じゃないんだよ」

「そんなこと 関係ないのに…

学歴なんて関係ない kira君は 大物になると思っていたよ」

「これからも メールで相談してもいい？」

わたしも既婚者なので 元カレとメルアド交換するのは ちょっとためらいましたが 自営で働きながら家事も育児も

頑張っいる kira君を応援しようとメルアド交換したのです

kira君と偶然の再会をしてから

2,3年後

高校主催の同窓会のお知らせが…

でも 高校時代は プライベートは充実してたけど 高校の同級生とは 特に思い出がない

まぁ kira君が学校を辞めちゃた

てことも ありますけど（笑）

あまり乗り気じゃなかったけど

周りからの誘いもあり

出席することに

kira君は もちろん来るわけないけど

当時の友人関係で 何か情報が入るかも…

うーん

やっぱり なんの情報も得られなかった

>_<

その1年後

同窓会の後 気の合う仲間で 度々

プチ同窓会を開いていたらしい

そのプチ同窓会にわたしの友人が

誘ってくれた

密かに期待して…

そのプチ同窓会には なんと同じ中学の

同級生も参加していた

わたしは 思わず 中学の同級生に 話しかけた

すると

kiraが娘さんを連れて急に

家に来てさぁ

なんて聞いてもいない情報が入ってくる

家の場所まで言ってたけど

その辺の土地に詳しくないので

聞き流してしまった

地元で野球チームやってるし

今度 飲み会に来なよ

kira君も野球チーム入ってるのかしら？

聞けなかったけど

とりあえず その同級生と

メルアド交換をしました

これで 地元と繋がれる

少しkira君に近づいた気がしました

そして その2年後

つまりkira君との再会から

5年後

地元 中学の同窓会のお誘いが…

ドキドキしながら 幹事さんに

出席者リストを見せてもらうと

kira君の名前が！

20名程のプチ同窓会

このメンバーの中にkira君が

居るのは なんか違和感がありました

当時のkira君の友人達のメンバーとは

違ったのです

それに同窓会に率先して

出席するようなタイプでは

なかったので

ちょっと不思議でした

でも とにかくkira君に

やっと会える

願いは叶うのね♡

kira君 地元に住んでたのね

絵画コンクールの表彰リストから

彼の娘さんの名前と在学校名から

わかった

娘さんの名前も わたしと付き合ってた

時にkira君がつけたいと言っていた

名前だった

子供好きだったからなぁ〜

良いお父さんやってるんだね

でも 奥さんの姿が見えない

あの痩せた姿も なんか心配

幸せなのかなぁ

当時の わたしは 夫が死にかける程の

大病を患い 7ヶ月も入院中でした

精神的にも余裕がない状態で

夫に依存していた自分に気づき

もし夫に最悪の状態が訪れた時

このままでは 自分もダメになると

思ったのです

そして 人の命は いつ終わるか

わからない

だから 悔いのない人生を送ろうと

決めたのです

だから いつかkira君に会って

ずっと聞きたかったことを聞きたい

わたしが結婚後

kira君が

30近くもなって お互い独身だったら

keiと結婚してただろうなぁ

風の噂を耳にしてから

ずっと気になっていたのです

わたしのこと

嫌いになって別れたんじゃないの？

そお

別れた理由をkira君から

聞いていなかったのです

kira君に会える手段は ないかな

Facebookで探してみたり

したけど 見つからない>_<