突然の別れ
当時 わたしは親が借りてくれていた
自宅の隣の古いアパートを部屋代わりに使っていました
その部屋でkira君とは 半同棲状態で
わたしの家族も認めていて
家族公認のお付き合いでした
時々大ゲンカもしたけど
幸せな毎日でした
そんなある日
いつも通り わたしの部屋に
やってきたkira君は
「別れよう」
わたしは 何が何だかわからなくて
別れたくないと
彼の胸で 泣きじゃくりました
食事も取ることが出来ず
生きている気がしませんでした
しばらくは 彼も心配して
部屋を訪れてくれました
わたしは 彼を失いたくないので
ハッキリさせることが怖くて
そのままズルズルと曖昧な関係が
続いたのです