すっかりkira君を理解出来なくなってしまった わたしは

ある日 とっさに会社の上司が飲み会の席で

「毎年 霊能者に観てもらって アドバスいただいてる」

と言っていたの思い出したのです

当時は 興味もなかったので 聞き流して

いました

上司に伺ってみると 紹介制で

オーラや前世が観える 特殊な能力のある人

統計学の占いより 信憑性はあるわね

わたしの オーラも前世も知りたい！

彼の気持ちも確かめられたら…

「あなたのオーラは オレンジ

良い色してますよ」

前世は 江戸時代の上層部を相手する

芸者さん

子どもをひとりで育てるシングルマザーで 苦労したそう

パトロンが居たというのには 笑っちゃいましたが…

そしてkira君は そこに足しげく通う

お客さんだったそう

きっと身分の差で一緒になることが

できなかったんでしょうね

芸者だったということに うなずける

部分が…

わたしは着物が好きで 着付けも習ったことがありました

スナックでバイトした経験もあります

そして成人式はkira君と一緒に出席した

んですが kira君はわたしの当時の着物姿が今でも忘れられないと言っていました

そして わたしとkira君とわたしの二男は同じ人生のサイクルなんだそうです

「ふたりは感性が合うのね」

「彼とは あなた次第です」

「彼とは一緒になれますよ

ご主人とは円満に離婚出来ますよ

子育てが終わったから いいんじゃない？と言って…

彼は不安に思ってるから 好きって いっぱい言ってあげてくださいね」

ちょ ちょっと

どういうこと⁈

離婚出来る

kira君と一緒になれる

と断言してる

嬉しい反面

戸惑いが…